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『ワタツミ・ヤマツミ』(WATATUMI YAMATUMI)は、1994年10月1日に発売されたソウル・フラワー・ユニオンの2枚目のアルバム。 == 解説 == 中川敬によると別名「モノノケ解放セッション」。 前作『カムイ・イピリマ』が実質上メスカリン・ドライヴのラスト・アルバムであったため、本作はニューエスト・モデル・サイドの楽曲を中心に構成されている。前作のユーロ・プログレ的なサウンドから、トラッド風味のサイケデリック・ロックにシフト。1曲目の「もののけと遊ぶ庭」では、岡林信康の提唱する「エンヤトット」のリズム、フリー・インプロヴィゼーションを展開する梅津和時のサックス、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドが絶妙に融合している。 こうした、前例のない急進的なヤポネシアン・トラッド路線は、アルバムの直後に結成したソウル・フラワー・モノノケ・サミットの被災地での活動を経て、次作でより深化することになる。 作品全編を彩るフィドルは金子飛鳥、フルートは赤木りえ。また、梅津和時、チャンプルーズ、SAYOCO(元ZELDA)、シーサーズ、山根麻以などがゲスト参加している。 なお、アルバム・タイトルは日本列島の古語で、「ワタツミ」は「海の神」、「ヤマツミ」は「山の神」を意味する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ワタツミ・ヤマツミ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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